【AtCoder】VScodeで環境構築 in Mac
概要
プログラミングの練習でAtCoderを始めました。
デバッグは公式で提供されているコードテストを使用していましたが、テストケースのコピペなどだんだん煩わしくなってきたので、VScodeで環境構築しました。
動作環境
使用するツール
online-judge-tools (ojt)
テストケースの判定を自動化するツール
コンテストサイトからサンプルケースをスクレイピングし、自動テストしてくれる。atcoder cli (acc)
コンテストサイトからテストケースのダウンロード、やコード提出も行える。
インストール
pip install online-judge-tools npm install -g atcoder-cli
もう少し詳しく知りたい方はatcoder-cliの開発者様のブログを参考にしてください。
使ってみる
1. ログイン
oj login -u ユーザー名 -p パスワード "https://atcoder.jp/"
以下のコマンドでチェックできる。
oj login --check "https://atcoder.jp/"
[*] You have already signed in.と出力されればOK。
2. コンテストディレクトリ作成
コンテストIDを取得 (画像はabc188)
ディレクトリ作成
acc new コンテストID (abc188)
上記コマンドを叩き、usernameとpasswordを入力すると、どの問題を解くか聞かれるので希望の問題を選択する。
選択した問題のサンプルケースがダウンロードされる。
3.問題を解く
問題のディレクトリ直下にコードファイルを作成して、コードを書く。ファイルの置き場所、言語等は各自ご自由に。
※ pythonで書く場合、最初に実行環境を指定する必要があるらしいです。以下サンプル
#!/usr/bin/env python3 ~~
oj t -c "python3 a.py" -d tests
上記a.py、testsはそれぞれコードファイルとテストケースのディレクトリへのパスを指定する。
それぞれのテストケースについての計算時間、結果が表示される。
4.提出
acc submit a.py
現在のディレクトリからどのコンテストのどの問題を説いているか識別してくれるので、単にファイルを指定してあげればOKです。
※a.pyの指定の際にdir/a.pyのようなパスを指定すると、何故かエラーになりました。提出するファイルと同じ階層で実行するのがよさそうです。
提出すると、自動でブラウザが立ち上がり通常通り結果が表示されます。
いや〜便利ですね☆
5.その他
- 問題の追加
acc add
問題を選択する画面が出てくるので、次に解く問題を選ぶ。
1問ずつ問題を選択するのが面倒な方は
acc config default-task-choice all
を実行することで、デフォルトでコンテストの全問題の環境をまとめて作るようにすることができます。
まとめ
VScodeでAtCoderの環境構築をしました。
自分で書いたコードの管理もしやすいので、おすすめです。
もうすでに達成感がありますが、これからちゃんと勉強していきたいと思います。
では!